学校法人一隅学園 だいぜんじ幼稚園

園内日誌

自己肯定感の低い日本の若者たちをみて想うこと

りょうけんの独り言

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日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした若者の意識調査があります。


なかなか不安な結果です。


この調査は26年度の報告ですが、コロナ禍になった現代、若者たちはどう生きているのでしょう。


私たちの子ども達を含め、今の若者たちに、未来を生き抜く力を身に付けて欲しい。


その想いにつきます。


※ 以下のグラフは入園説明会のスライドの抜粋

※ 出典は、内閣府「特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~」

https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html


自己肯定感;自己を肯定する力って何なんでしょうか?


ひとつの言い方として、私は「根拠のない自信」であると思っています。


何だか理由は説明できないけど、何とかなるさ、と思える力といった感じです。


この根拠のない自信は、幼児期~幼少期ですと、


保護者や先生たち、大人がいかにその子の安全地帯となってあげられるか、だと思います。


1歳や2歳の活動が多くなる時期、ちょっと危ない場所で遊びたくなります。


でもそれは、お母さんが見てくれているから安心して挑戦している側面があります。


自我が芽生えた後も同じです。


「 あなたの選択を尊重するよ! 」


「 失敗しても大丈夫よ! 」


「 やったね!すごいやん! 」


「 まあ、何とかなるよ!大丈夫!」


周りにいる大人がこういった安全地帯でいてあげると、


子ども達は生き生きと挑戦し続けるでしょう。


失敗から学ぶことでしょう。


成功を嬉しがることができるでしょう。


チャレンジすること、生きることを愉しいと思う人になれるのでしょう。


安全地帯での大いなる経験が、あの子たちの自己肯定感(根拠のない自信)を高めていくのではないでしょうか。


それが、未来を生き抜く力を育みます。


だれも予測できないこれからの未来を、自分の心と頭で、生き抜く力となるのです。


りょうけん

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