すべては子どもたちのために

園について
すべては子どもたちのために
「子どもたちのため」を最優先とし、すべての判断・行動を行います。
子どもたちがのびのびと成長できる環境を提供することをお約束します。
園と保護者がひとつになり、未来を見据えて、子どもたちの成長を見守ります。
だいぜんじ幼稚園は大善寺というお寺がやっている園です。
園長先生は、大善寺のお坊さんでもあります。
大善寺は伝教大師 最澄(でんぎょうだいし さいちょう)というお方が開かれた天台宗(総本山は延歴寺)のお寺です。
平安時代に、本気で国の将来を考えられた最澄さまが、ちゃんとした大人ってどんな大人なのかを示されていました。その教えの中から、だいぜんじ幼稚園の2つの教育理念が創出されています。
「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」
「一隅」とは、「自分の身の回り」を意味しています。自分のおかれた立場や役割を精一杯全うすることで、身の回りが光り輝きます。その人は、社会の幸せを生む小さな光となるのです。
「己を忘れて他に利するは慈悲の極みなり」
自分のことは後にして、まず人に喜んでいただくことをする。つまり、『我欲が先に立つような生活ではなく、常に他の人のために』という心をもっている人です。子どもたちも私たちも、そのような理想の生き方を目指したいと思っています。
だいぜんじ幼稚園は、子ともの主体性を大切にする保育に取り組んでいます。
たとえば、折り紙でなにかを作る時、折り紙の色を自分で決められる環境。1色しかない環境か、どの色にしようか選ぶことのできる環境か、そんなわずかな違いで子どもの育ちは変わります。うんどうまつりや発表会などの大きな行事でも同じです。プログラム内容をすべて大人が決めるのか、そうではなく、子どもたちと一緒に話し合うのか、場合によっては子どもたちだけで話し合って決めるのか。それによって本番までの準備や練習に対する意欲や楽しみ方がガラッと変わります。
これらは子どもの主体性を大切にする保育です。何かを選択する場面で、子どもたちは必ず考えます。何かをみんなで決める場面で子どもたちは必ず知恵を出し合います。その結果や結論が、大人の目にどんな風に映るかは問題ではありません。その結果や結論に至るまでのプロセスで、何を考えて、どう話し合ったのか、自分や相手の気持ちをどんな風に感じ合ったのか。それら一つひとつが紡ぎ合わされて、一人ひとりの色が形作られていきます。
私たち教職員は、子ども社会で生きる園児たちの興味や関心をとらえ、ともに考え、ともに笑い、ともに悩みます。決して上から目線で支配的に指導することはせず、同じ人間として関わり、大人も子どもも、共に主体性を発揮しながらきらめく毎日を送ります。子どもたちの素晴らしい未来を願っています。
昭和46年4月 | 天台宗大善寺住職で中学校教師であった甘井憲昭師が、大善寺町に幼児教育施設がないことに鑑み、幼稚園を設立する。 |
昭和47年4月 | 学校法人一隅学園 大善寺幼稚園として県より認可を受ける。(2学級70名定員)初代理事長・園長に甘井光子が就任。 |
昭和48年4月 | 定員を変更。(2学級80名定員) |
昭和56年4月 | 隣接する市有地を買収し、遊戯室を建設し、定員を変更。(4学級160名定員) |
平成8年4月 | 二代目園長として甘井亮淳が就任。 |
平成9年11月 | 隣接する私有地を買収し、園舎を増改築する。(「未来工房」設計施工) |
平成12年10月 | 学級数変更。(6学級160名定員) |
平成17年4月 | 二代目理事長として、甘井亮淳が就任。 |
平成19年4月 | 園舎を増築し、2歳児クラスをスタートする。(「未来工房」設計施工) |
令和2年9月 | 新しい園舎(保育室・遊戯室・給食室)完成、幼稚園型認定こども園としてスタートする。 |
令和3年4月 | 三代目園長として甘井良憲が就任。 |