学校法人一隅学園 だいぜんじ幼稚園

園内日誌

R7年度 卒園式によせて

りょうけんの独り言

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卒園式で年長さんたちと3つのお約束をしました。

 

1つ目は、おうちの人たちへのありがとうの気持ち

2つ目は、人に優しくする気持ち

3つ目は、自分で考える力

 

この3つは、みんなが大善寺幼稚園でもらった宝物です。この3つを携えた立派な大人になった姿を楽しみに待っています。

 

ふりかえると、卒園するお子様方は0~6歳の乳幼児期の約半分がコロナ禍になっていた世代となります。

 

人生の礎となる大切な乳幼児期に、不要不急という四文字が冷たく立ちはだかりました。

 

我々職員はもちろん困惑しましたが、時計の針は動き続けます。しかも残酷なことに、乳幼児期の時計の針は動きが速いのです。

 

どうすればいいか、どうすれば子どもたちの育みつながるか、職員一丸となって試行錯誤するのはとても厳しいものでしたが、私はある意味でこの幼稚園の強さを感じました。

 

だいぜんじ幼稚園の保育改革元年を知る保護者の方々が少なくなってきましたが、未だに進化を求め続けている園です。試行錯誤は日常的だったのかもしれません。そのおかげでコロナという未知の感染症であっても、そこまで動じなかったのではないかと思っています。

 

ある保護者の方に、聞かれたことがありました。「園長先生、今までどの年が一番良かったですか?」私は「今です」と即答したことを覚えています。

 

今でないとウソになります。毎年同じことを繰り返せばよいのであれば、年々100点に近づくでしょう。しかし、現代の教育に求められているのは、年々満点が110点、120点と上がっているようなものです。いや、それどころか満点という概念が無いのかもしれません。

 

職員皆で常に進化を求められるは、子どもたちのおかげです。先生と園児、という言葉がややこしくさせますが、「常に進化」この最強のモデルは子どもたちなのです。そして、保護者の皆さまのおかげです。

 

進化というと聞こえが良いですが、新しいことを試していくのは失敗が付きものです。その失敗に落胆される保護者の方がいてもおかしくないのに、とっても温かい目で、とっても熱い情熱をもって、今日までご理解とご協力を賜りましたことを深く御礼申し上げます。

 

そんな保護者の皆さまのお陰を持ちまして、子どもたちはこんなに立派に成長することができました。ありがとうの気持ちと優しい気持ちと自分で考える力、その非常に美しい芽が育ち始めています。その芽はどんどん大きくなり、将来様々な色や形となり、世界を明るく照らしてくれることでしょう。

 

失敗していない者は、チャレンジしていない者である。アインシュタイン博士はそう語りました。今後お子様方が経験する数多くの失敗を、優しく受け止めてあげてください。チャレンジの形跡である失敗という轍が、輝ける未来につながっています。大変かとは思いますが、どうぞ温かく広い心をもって見守っていただくようお願い申し上げます。

 

最後になりますが、重ねてになりますが、これまで園に対し、多大なるご支援、ご協力を賜りましたこと、厚く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。皆さまとお子様方のご健勝とご多幸をお祈りし、誠に簡単ではございますが、お祝いの言葉に代えさせて頂きます。

 

ご卒園、誠におめでとうございました。




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