だいぜんじ幼稚園の給食について教えて！

今回は調理師の宇野さんに、給食を作るうえでのこだわりや、調理師としてのやりがいなどについてインタビューしました。

Q1/ 園児に給食を楽しんでもらうために、工夫していることは？

子どもの成長に合わせて、調理方法を変えています。


たとえば、お魚やお肉をオーブンで調理する際、もも組さん（0〜1歳児）の分はアルミホイルをかぶせて焼きます。そうすることで、焼いた時に食材の表面が硬くなりすぎず、やわらかく仕上がります。


まだ歯の生えそろっていない子どもも、食べやすくなるよう工夫しています。




それと、同じ野菜でもいろいろな切り方や調理法、味付けがあることを子ども達に知ってもらい、食べることを楽しんでもらいたいです。



たとえば、一食の献立の中で同じ野菜が使われる場合は、カットの仕方を変えるようにしています。
お汁に入れる人参はイチョウ切りで、メイン料理に入れる人参は千切りにするなどです。



子ども達がこうした変化を発見して楽しんでくれることで、食事に興味を持つきっかけになってくれたらいいなと思っています。

Q2/ 家庭で、子どもの好き嫌いや食わず嫌いを改善するには？

葉物は調理する前に一度下茹でを行っています。

下茹ですることで苦味成分が抜けるので、子ども達の野菜への抵抗感が和らぐと考えています。



また、苦手な野菜は小さくカットした方が、子ども達も食べやすいようです。



この二つはご家庭でも取り入れやすい方法ですので、ぜひ試してみてください。

Q3/ 食材選びや味付けのこだわりは？

たいぜんじ幼稚園では、食材の仕入れ先にこだわっています。


有機野菜はとくに濃厚な味わいで、お肉やお魚も本当に美味しいです。

素材そのものに旨みが凝縮されているので、調味料の濃さはできるだけ控えめにし、出汁の旨みや素材そのものの味を引き立てるようにしています。



基本はなるべく無農薬のものを使い、添加物を避け、素材そのもののおいしさを子ども達に味わってもらえるような給食作りが目標です。



Q4/ 調理師としてのやりがいとは？

だいぜんじ幼稚園の給食は、子ども達の健康を第一に考えたもので、自信を持って提供しています。



子ども達の成長を身近で見守りながら、食事の面で支えていくやりがいのある仕事です。



これからも子ども達が「おいしい！」と笑顔になってくれるように、みんなで心を込めて食事を提供していきたいと思います。


最後まで見ていただきありがとうございます！

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