学校法人一隅学園 だいぜんじ幼稚園

園内日誌

幼稚園給食について、給食室の調理師さんにインタビューしました!

園の想い

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だいぜんじ幼稚園の給食について教えて!
今回は調理師の原さんに、給食を作るうえでのこだわりや、子どもの好き嫌い改善のコツなどについてインタビューしました。


Q1/ 園児に給食を楽しんでもらうために、工夫していることは?


子ども達の噛む力には個人差がありますので、食材のやわらかさに気を配っています。
給食だけではなく、おやつのババロアやムース、プリンなども硬くなりすぎないように材料を調整し、蒸しパンもパサつき感が出ないように仕上げています。





それと、料理の彩りも大切ですね。


子ども達は見た目で好き嫌いを判断する傾向があるので、料理の色合いや形が崩れないように工夫しています。


とくに野菜は色よく仕上げるために、スチームコンベクションという加熱調理機器を使用して栄養を逃さずに、やわらかく仕上げています。




季節の食材も積極的に取り入れて、子ども達がさまざまな味を楽しめるようにしています。


子ども達が苦手な野菜も、ベーコンやツナなど人気の食材と組み合わせるなどの工夫をして、食べやすくアレンジしています。


子ども達一人ひとりの好みや嫌いが異なることを理解して、偏りのないおいしい給食を提供することを心がけています。



Q2/ 家庭で、子どもの好き嫌いや食わず嫌いを改善するには?


近ごろ、保護者の方から「家では食べないのに、給食だったら完食するんですよ」「この子の体は給食で大きくなっています!」と声をかけていただけることが多くなりました。

調理師として、とてもうれしい言葉です。


ただし、保護者の方にとっては、給食だけではなくお家でもしっかり食べてほしいですよね。



そこで、毎月発行している「給食だより」に、人気メニューや子ども達からの反応が良かったレシピを掲載しています。


ぜひ、参考にしていただけると幸いです。

食事の時間を、ご家庭でも楽しんでくださいね。



Q3/ 食材選びや味付けのこだわりは?


野菜に関しては、できるだけ無農薬・減農薬のものを選んでいます。
市場にあまり多く出回っていないので、大量仕入れが難しいですが、子ども達に安全でおいしい食材を食べてほしいという思いからこだわっています。




調理方法に関しては、茹でるよりなるべく蒸す調理法を選んでいます。


蒸すことで栄養や味が逃げず、野菜の色も鮮やかに仕上がります。やっぱり彩りが良い食事は、子ども達の食欲を刺激しやすくなると感じています。




調味料の使用にも気を配っています。


たとえば、献立の「磯和え」は、海苔を炙って香りを引き立て、あとは醤油のみで味付けをしました。
砂糖やみりんは使わず、食材本来の香りや味わいを楽しんでほしいと思います。




調理師としては、栄養士さんが立てた献立に従いながらも、「これ足してみたら、よりおいしくなるんじゃない?」とか「醤油じゃなくて塩だったら、また味わいが変わるんじゃない?」といった提案をすることもあります。



経験豊富な調理師さんや栄養士さんと意見を交えながら、子ども達によりよいメニューを提供できるよう努めています。



最後まで見ていただきありがとうございます!

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