だいぜんじ幼稚園の給食について教えて！
今回は、武末先生に給食時間に心がけていることや、幼稚園の給食に対する感想などについてインタビューしました。

Q1/ 給食時間で心がけていることは？

子ども達一人ひとりの性格や特性に合わせて、食事中の指導を心がけています。

食事中に立ち上がったりなかなか集中できない子には、献立の具材や野菜についての話をして、食事への興味を引き出しています。
野菜カードを見せながら、「今日の給食に入っている野菜はこれとこれだよ」と説明すると、理解して食べてくれることも多いです。

好き嫌いがある子には、「一口はがんばって食べようね」と声をかけます。

まずは「一口だけ」という達成しやすい目標を設定し、少しずつ苦手なものを乗り越える経験を積んでいくと、それがだんだん子どもの自信につながります。
すると、子ども達自ら「先生、今日は1個食べれたよ」「今日は全部食べれた！」と報告してくれるようになるんですよ。

見慣れない食べ物に手をつけない子も多いです。
その時は料理の内容をわかりやすく説明したり、日頃から給食をよく食べるお友達と席を近くにしてみたりして、抵抗感を減らすよう努めています。

子ども達同士の交流も促しながら、新しい食べ物への興味を引き出すお手伝いができたらいいなと思っています。

Q2/ 給食の時間で大変だなと感じる点は？

給食の時間で大変だと感じる点は、子ども達一人ひとりの好みや食べる量を把握することです。
好き嫌いは食材だけでなく、調理方法によっても影響されるので、一人ひとりの好みや食べる量を完全に把握するのはとても難しいです。

そのため、子ども達が自分で配膳をする際に、「少なめにしてください」「これは取り除いてください」といった要望を伝えられるよう、練習を取り入れました。

自分の食べたいものや食べられる量を自己表現できるよう、サポートしています。

Q3/ だいぜんじ幼稚園の給食に思うことは？

好きなメニューは唐揚げです。
子ども達も大好きなメニューです。

3歳児クラスは食べるのが好きな子が多くて、毎朝、女の子が給食室までメニューを聞きに行って、私に教えてくれるんです（笑）そのくらいみんな給食が大好きで、他のクラスの余っている給食まで全部もらってきちゃうこともあるんですよ。

お魚や野菜も、臭みがなくて食べやすいです。

子ども達は食材の苦味やえぐみが苦手ですが、それがほとんどわからないくらいおいしく仕上げていただいているんです。だから子ども達も完食しますし、おかわりをすることも多いですね。

こんなに食べやすくしていただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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